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御縄綯え作業
御縄掛け神事をおこなうのに大事な作業が、日本一長いともいわれる約170メートルの大綱づくりです。
毎年多くの人が参加し、御縄綯え作業をおこないます。
こちらでは、その作業を紹介します。

縄ないの作業は、約1週間前の日曜日行うことがほとんどです。
大勢の人が集まり、役割に分かれて作業します。
まずは、稲わらを長さの良いものにそろえて行きます。

そろえられた稲わらは、水を掛けられ、木槌で打たれて柔らかくします。
交代で2人が藁を突き、一人はまんべんなく当たるように藁を回す役になります。

こちらは、機械の木槌。
カタンカタンと一定のリズムで動き、2人が稲わらをひねったり回したりしながら作業します。
2011年10月からこの機械が2台入りました。
それまでは、旧式のものが1台でした。

柔らかくなるように打たれた稲わらは、手で編んでいきます。
参籠殿前と中の2カ所で稲わらが丁寧に編み上げられて行きます。

「御綱」にするには、7本の細い綱170mが必要になります。午前8時頃から始まり、午後5時過ぎまで行われます。

右の写真は祭りの前日、三流の幡を作っているところです。「御綱」に3本の縄を編んでつくられたものがそうです。先には花と扇が括られます。
もともとは天皇から錦の幡が祭り事に贈られていたと書かれています。

編みあげられた縄は、祭りの前日に7本を束ねます。

7本に束ねる大元は、境内に入る入り口に竹を渡し、写真のようにくくられ、入り口の鳥居に向かって延ばされて行きます。

一定の区間をきちんと計りながら、細い縄でくくられて1本の太い「御綱」が完成します。

完成した「御綱」は境内内に置かれ、ここに三流の幡がくくられ、花や扇で飾られます。

祭り当日の「御綱」。
三流の幡には、季節の花がくくられています。

手渡しで「御綱」が上手く引き上げられて行くように、順番どおりに並べられています。

そしていよいよ例大祭が始まります。


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