特定非営利活動法人　有馬の村　　設立趣旨

　熊野市では、平成16年7月に｢花の窟｣が｢紀伊山地の霊場と参詣道｣の一部として世界遺産登録をされました。このことがきっかけとなって｢花の窟｣への来訪者は増加傾向にあります。また、市内の熊野古道、鬼ヶ城及び獅子巖などの世界遺産とともに地域活性化の滞在型観光拠点として大きな期待が｢花の窟｣に寄せられています。
　そこで、本法人は、地域資源を活用した特産品づくりや｢花の窟｣を中心とした来訪者へのもてなしに関する事業を通して集客交流を促進させ、地域のいきがいを創出することで地域住民の生活と心の豊かさの向上を目指します。
これらの実現のために特定非営利活動促進法に基づく法人格を取得し、地域社会の信用を高め、より一層発展に寄与する所存であります。

理事長　　　山川寛　

　平成20年8月4日に任意団体｢花の窟活性化地域協議会｣を設立しました。この団体は、地域の活性化と自立を目指し、産業振興と集客交流を図るため｢花の窟｣にちなんだ特産品開発や来訪者へのもてなしを念頭に置いた取り組みをすすめてまいりました。
　そのようななか、｢花の窟｣周辺における施設が整備され、高速道路の開通を目前に控え、今後も増加が予想される｢花の窟｣を中心とした来訪者へ今以上に質の高いもてなしをすることが地域のまちづくりにとって必要不可欠と考えます。
　私たちは地域のいきがいを創出し、地域社会の信用を一層高め、熊野市のまちづくりの推進のためにも新たに｢特定非営利活動法人有馬の村｣の設立を申請するものであります。