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秋晴れに恵まれた平成24年10月21日(日)約100名による『花の窟 錦の御幡献上行列』が開催され、コースとなった産田神社から花の窟前の特設会場までの沿道には多くの人が見学、撮影に訪れました。
この『花の窟 錦の御幡献上行列』は、江戸時代後期の郷土誌「紀伊続(しょく)風土記」には、かつて、毎年花の窟の祭りの日に、朝廷から「錦(にしき)の幡」が献上されていたものが、ある年、熊野川の洪水によって流されて以来途絶えてしまい、土地の人がその代わりに縄で編んだ「三流の幡」を飾るようになったと記されています。
「花の窟 錦の御幡献上行列」は、花の窟に「錦の幡」が献上される様子を100人もの華やかな平安行列を通じて今に再現しようとおこなわれました。
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「花の窟 錦の御幡献上行列」主な配役
配 役
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氏 名
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住 所
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イザナミノミコト |
夢輝 のあ |
熊野市観光大使 |
花の姫 |
瀬田 萌(めばえ) |
多気郡明和町 |
御幡の守(女官) |
中村 真朱美(ますみ) |
愛知県岡崎市 |
御幡の使い(勅使代) |
岡田 安司 |
熊野市 |
御幡の守(長官) |
中世古 健吾 |
伊勢市 |
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実施日程 |
平成24年10月21日(日)
午後1時30分:産田神社前を出発〜午後2時30分:七里御浜海岸特設ステージ
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スケジュール |
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行列経路 |
産田神社〜熊野市歴史民俗資料館〜花の窟神社前 七里御浜海岸
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錦の御幡献上行列の写真コンテストをおこないます。当日の行列の写真を撮影してご応募ください。
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≪応募要項≫ |
■締め切り
平成24年11月21日(水) 当日必着
■規 定
●応募資格:プロ・アマ問わず
●サイズ:モノクロ・カラー共「四つ切り」または「A4」サイズで。(スナップ部門はLサイズ)
●当日の錦の御幡献上行列を撮影した未発表の作品に限ります。
●二重応募・類似作品は不可。
●入選・入賞作品の使用権は主催者に属します。
●入選・入賞作品は原版(デジタル作品はデータ)を提出して下さい。
●原版は後日返却いたしません。
●デジタル・銀塩は不問。加工不可。
●自家プリンタによる印刷可。
●応募点数は1人10点まで。
■賞
最優秀賞 1点 賞金5万円
優秀賞 2点 賞金1万円
入 選 多数 記念品
●応募上の注意
写真の裏面に氏名、住所、電話番号、作品タイトルを記入した用紙を貼ってください。
●審査結果
入賞・入選者には直接連絡を差し上げます。
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≪入賞者≫ |
上記応募をおこない応募された220点の中から各賞が選ばれました。
こちらから作品をご覧ください。
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後援
・協賛著名人
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奥田 祐斎
1950年 三重県熊野に生まれる。母方は代々染師の家系。
絵画、彫刻を学んだ後、洋装、和装、図案、京染を習得。80年、「祐斎染色研究所」設立。数々の技法を独自に開発。草木染において謎とされてきた「黄櫨染 (こうろぜん)」の再現に成功するなど、常に新しいことに挑戦するその姿勢は、染色の世界に多大な影響を与えています。
今回の「花の窟 錦の御幡献上行列」では錦の御幡(みはた)を制作していただきました。
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夢輝 のあ
夢輝 のあ(ゆめき のあ、北海道室蘭市出身)は、元宝塚歌劇団星組男役スター。宝塚退団後は本名で活動。ヴォイスヒーラーとしてコンサートを開催しつつ、2007年4月「夢輝のあ」としても芸能活動を開始した。2009年からはワークショップ等のヴォイスヒーリングワークショップも始動。2011年には、世界遺産である熊野・花の窟神社の大祭にて奉納歌唱を行いました。2012年4月より熊野市観光大使に就任。
今回、花の窟のご神体である伊奘冉尊(イザナミノミコト)役で出演。
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村上 もとか
1951年6月3日生 東京都世田谷区出身、日本を代表する漫画家。
1972年、投稿した作品が編集者の目に留まり、『週刊少年ジャンプ』(集英社)に掲載の「燃えて走れ」でデビュー。代表作、「赤いペガサス」「六三四の剣」「龍-RON-」「仁-JIN-」等のヒット作が多数あります。
今回、「熊野の伊奘冉尊(イザナミノミコト)」を描き下ろしてくださいました。平成24年11月10日(土)に正式な記者発表がおこなわれ公開される予定です。
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ご協賛
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熊野市 |
●朝日屋
●NPO法人有馬を創造する会
●出雲大社 大阪分祠
●糸川屋製菓株式会社
●植中商店
マイホビー・フローラ
●株式会社 うぶた堂
●株式会社 榎本工務店
●有限会社 大恵工務店
●有限会社 大崎商店
●岡久建設
●岡田精肉店
●奥木工所
●有限会社 陰地食品
●上古代折箱店
●株式会社 河上石材
●吉右衛門 焼肉レストラン
●医療法人紀南会 熊野病院 |
●熊野精工株式会社
●熊野の杜
●熊野市観光協会
●熊野市観光公社
●熊野市商工会議所
●熊野清掃衛生舎
●株式会社 幸栄建設
●サークルK
熊野花のいわや店
●JA三重南紀熊野支店
●島崎整形外科
●瀬川米穀店
●田端創建株式会社
●玉岡電気商会
●南郷運輸有限会社
●株式会社 西美組
●西兵プロパン店
●ネットファーム
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●野下写真館
●株式会社 野地木材工業
●有限会社 浜地屋
●花のいわや亭
●浜峰のひもの
●ヒガシ製材所
●有限会社 前田商店
●まえだや呉服店
●有限会社 水谷水産
●介護老人保健施設
むつみ苑
●村田水道工業所
●株式会社 森岡組
●里創人 熊野倶楽部
●和田煙火店
(アイウエオ順) |
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御浜町 |
●株式会社 キナンワーク |
●湊石材店 |
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和歌山県新宮市 |
●株式会社 イヌイ |
●久保写真館 |
●もも美容室 |
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三流の幡とは・・・・・・・ |
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花の窟から掛けられたお綱に吊るされた、縄で編んだ三本の幡のこと。
三流の幡の意味は…イザナミノミコトの子どものアマテラス、ツクヨミ、スサノオから、イザナミノミコトへのお供えだと言われいてます。
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紀伊續風土記によると・・・・・ |
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昔は祭日には 紅の綱錦の幡金銀にて花を作り散し火の祭と云ひしとあり
土人いふ錦の幡は毎年 朝廷より献し給ひしに
何れの年にか熊野川洪水にて其幡を積みたる御舟破れしかは
祭日に至俄にせんすへなく縄にて幡の形を作りしと
そ其後錦の旗の事絶えて縄を用ふ
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花の窟活性化地域協議会について |
設立目的 |
世界遺産「花の窟」を生かした地域おこし
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設立時期 |
平成20年9月1日 |
主な活動内容 |
花の窟活性化施設への参画にむけて
花の窟 錦の御幡献上行列の実施
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主催 |
花の窟錦の御幡献上行列実行委員会/花の窟活性化地域協議会
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後援 |
NPO法人有馬の村/皇學館大学/装道礼法きもの学院三重県認可連盟 |
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錦の御幡制作:染色作家 奥田祐斎 |
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